二階にあがった私。ドアをノックする。就活のときの記憶が蘇る。ドアの先に居たのは。
二階には誰が住んでいるのだろう。私と同じリズムを刻む人がいるのだろうか。そんなことを思って、私は、庭を飛び出した。
2020年冬。最近アパートの二階からの物音が絶え間なかったんだけれど、住人の男は休職していたらしい。そういう一階の私も一日中部屋にいたんだけれど。
あの時と同じ雪景色。相変わらず私の質問に答えてくれるものはいない。
もうすぐ夏ですが冬の話でごめんなさい。よくある(?)幻聴とかが出てきます。設定は無視して自由に繋いでもらえたら嬉しいです。よろしくお願いいたします。