第2話 小さな店の主人

衝撃の結末!


前のエピソード

「では、この金属バットをお持ちになってください」
「こんなものがいるのか?」男はいぶかしげな顔で金属バットを受けとった。
「どうぞこちらの裏手の森を散歩なさってください。きっと、ぞくりと総毛立つこと間違いありません」
「そうか――教えていただいて、ありがたい」

 男はその小道をたどった。たしかに、俗化していない原始林で自然のままのしんと静まり返った静寂が、そこにあった。しかし、やがてその静寂が破られた。とつぜん、大きなゾンビがあらわれたのだ。逃げようにも、男は驚きと恐怖とで腰を抜かしてしまった。ゾンビに飛びつかれてから、やっと暴れだすしまつだった。ありったけの力で、死に物狂いにもがいたが、奮闘むなしく、彼はゾンビに顔の半分以上を喰いちぎられてしまった。

 ゾンビは店に戻り、無言のまま主人に財布を渡した。
「ご苦労さぁ~ん」小さな店の主人はえびす顔で指に唾をつけて札束を数えはじめた。「ゾンビ繁盛! 商売繁盛!!」

The End


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ぼっち

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