まず、パラレル小説投稿サイト、パラノベにアクセスしていただき、ありがとうございます。こちらは運営ブログになります。
このサイトに訪れたという事は、小説を書いたり読んだりする習慣のある方が大半かなと思いますが、このサイトの趣旨であるパラレル小説ははっきり言って、実験的な取り組みです。
正直、書く方も読む方も楽しんでもらえるか、需要があるかないかもわからない状態でのフライングスタート。なんとかβ版の公開ができるかなというところまできたところで、今これを書いております。
また、サイトの趣旨をうまく説明したいが、言葉だけではどうも難しそうだと思い、書く側も読む側も、慣れてもらうためにサンプル小説を作ることにしました。サンプルの小説執筆に協力していただいた、みなさんありがとうございました!
さて、今回説明用のサンプル小説を書いて、わかったことは、1話に内容を盛り込みすぎると、次に書く人が内容を忘れてしまったり、伏線が多すぎて、回収するのが難しくなるということがわかりました。
続きを書いてもらうには、1話の中に広がりを持たせる余裕を持たせたりすることも大事だなと気づきました。
通常Web小説を連載している方などは、1話で3000〜5000文字くらい書かれる方も多いと思いますが、パラレル小説では、多くても2000文字程度にしないと、次に書くハードルがだいぶあがる気がします。
まだ、初めてみたばかりなので、なんとも言えませんが、長文でもうまくやる方法もあるかもしれません。
今回サンプルとして書いた「僕とハナ」ですが、第1話目には極力情報を抑えた状態にしました。なんなら主人公の「僕」は名前すら出していません。伏線になりそうなものは、小物のバナナくらい。内容としては、ハルっていう名の彼女が朝起きたら記憶を失っていただけです。その分、2話目以降はそれぞれ、全く違った展開を進めていただけたと思います。
もしも、興味のある方は、サンプル小説として書いた「僕とハナ」に、練習がてらに新しい枝を生やしてみてください。もちろん、全く新しい第1話を書いていただくも大歓迎です!
あと、ひとつ思いついたアイデアですが、小説の本文最後に、主人公が何かの「選択」をしなければいけないシーンで終わらすというもやってみたいなぁと。少なくとも2つ以上の選択技を作り、どちらかを選んだらどうなるか? そんな感じに展開が枝分かれする分岐点を作れたりするなぁと。思ったりしています。
例えば、何者かに追われているヒロインが主人公に対して選択を迫る。「ヒロインを連れて逃げる」または「計画を練ってヒロインを一人で逃す」など。前者は冒険劇に、後者は頭脳戦のようなものになるなど。
続きは誰が書いても、問題ありませんし、あらかじめ知り合いの物書きさん同士で1つのパラレル小説を書いてみたりしても大丈夫です。
みなさんもアイデアを生かして、楽しんでいただけたら幸いです。
運営:南国アイス