パラレル小説とは?
みんなで平行世界を作る、小説投稿サイト「PARANOVE – パラノベ」
誰かが書いた第1話に見知らぬ誰かが第2話を続けて書いた。さらに見知らぬ誰かが第3話を続け、またまた見知らぬ誰かが展開の違う第3話を……。
誰かが書いた第1話は、枝分かれしながら、それぞれ別々の展開を続ける平行世界の物語たち。
果たしてこの平行世界はそれぞれどんな結末を迎えるのか?
この平行世界は結末を迎えられるのか?
そんな不確定な小説が「パラレル小説」です。
パラノベのコンセプト
読み進めれば、そこにはいつも違う世界線。みんなで平行世界(パラレルワールド)を紡ぎ出す、小説投稿サイト「PARANOVE – パラノベ」
この小説投稿サイトには目次が存在しません。それは小説サイトにとって致命的でありつつ、この小説サイトには必要なルール。なぜなら、パラレル小説に目次は存在できないからだ。
ひとつのおはなしから幾つものおはなしが平行線を辿る。時には交わることもあるかもしれない。そしていくつもの結末を迎えるものがたりたち。もしくは結末を迎えることのできないものがたりも出てくるだろう。残念ながら。
物書きが物書き同士で楽しめる小説投稿サイト。そんなアイデアとコンセプトで作ったのがこのパラノベである。
結末までは思いつかないが、思いついたアイデアを投稿しておきたい。するとどうだろう、誰かが続きを書いてくれている。勝手に増殖するものがたりを眺めながら、誰かのアイデアの続きを書いてみたくなることもあるだろう。
1つのものがたりが他者の手により、思いもよらない展開と結末を迎える。その楽しさは、やってみなければ中々伝わらないかもしれない。
物書きのみなさん、どうか、このパラノベで筆をとってみてほしい。1話目を書いて、どんな展開が待ち受けているのかを眺めるのもいい。誰かのおはなしの続きを書いてもいい。自由に楽しんでほしい。
そして、自由に楽しんでいただくために、少しだけルールを作ったので、これだけ守って楽しんでもらえればと思う。目次がない代わりに、読者が迷わず次のおはなしを探せる、または選べるように、ちょっとしたルールを持って投稿してください。
説明はガイドページに書きましたので、投稿前にご一読願います。
そして、このサイトのコンセプトをわかりやすいように、オープン前に声をかけさせていただいた数人の協力を得て、サンプル小説を作成しました。
サンプル小説「第1話 僕とハナ」このおはなしから、いくつものものがたりが展開していきます。そして、全てが違う結末を迎えます。興味のある方は練習がてら、このサンプル小説にさらに枝分かれした続きを書いていただいても大丈夫です。